Oracle SQL*Plus で HTML レポートを作成する方法
SQL*Plus には HTML コードを出力する機能があり、この機能を使えばデータをウェブブラウザでデータをキレイに見ることが出来ます。Oracle のデータを基にレポートを作る必要がある場合に是非活用したい機能です。SQL*Plus のバージョンが 8.1.6 以上であれば、HTML 出力機能を使うことができます。SQL*Plus のバージョンは次のようにして確認することが出来ます。
sqlplus -version
SQL*Plus で HTML コードを生成する
SQL*Plus を起動し、"SET MARKUP HTML ON" を実行することで、SQL の実行結果を HTML フォーマットに変換することが出来ます。ここでは Oracle データベースのバージョンが格納されている V$VERSION テーブルを SELECT し、その結果を HTML ファイルに保存してみます。SET MARKUP HTML ON SPOOL index.html SELECT * FROM v$version; SPOOL OFF SET MARKUP HTML OFF
上記を実行後、カレントディレクトリに index.html ファイルが作成されていますので、このファイルをブラウザで開くと次のようになります。
見た目の良いレポートは見る人の興味を惹きつけますので、HTML 出力機能を活かしてデータを出力してみましょう。