海外のソフトウェア開発者・システム管理者等のリモートワーク (在宅勤務) 状況
近年リモートワーク (いわゆる在宅勤務)、またはテレワークという言葉を度々耳にします。これは会社のオフィス以外の場所で仕事をするという働き方で、いくつかの企業も採用したというニュースを耳にします。リモートワーク(在宅勤務)に関しては賛否両論あるようですが、海外にいる開発者がどの程度リモートワークしているのかという大規模なアンケートが実施されていたので、その結果を見てみましょう。
国別の開発者のリモートワーク(在宅勤務)状況
世界の約４万４千名の開発者から寄せられたアンケート回答によると、各国の開発者のリモートワークの割合は以下のようになっています。第１位のロシアでは約 22.8% もの開発者がリモートワークで勤務しているという結果となっています。続いて２位のブラジルが 15.1%、３位がイタリアで 13.6%、そしてアメリカとなっています。
海外ではどの種類の開発者が最もリモートワークに従事している？
開発者と入っても様々な種類がありますが、もう１つのアンケートではどの種類の開発者がリモートワークに従事しているのかという回答をまとめたランキングも紹介されています。最もリモートワークに従事しているのはグラフィック・デザイナーで 22.3% となっており、２位はグラフィック・プログラミングです。画像処理系の仕事は、自宅などからのリモートワークでも十分仕事をこなせるということなんでしょうか。
そして３位がシステム管理者、４位がデータベース管理者、続いてモバイル開発者、さらに機械学習スペシャリストとなっています。昨今はサーバーの仮想化が進んでいるのでシステム管理者はリモートワークでも問題ないということのようです。
