Talend に拡張機能をインストールするには
Talend Open Studio for Data Integration には最初から用意されている多量の部品が存在しますが、有志の手によって更に多くの拡張機能や部品が開発され公開されています。それら部品を利用してより一層便利に Talend Open Studio for Data Integration を利用することが出来ます。[関連記事]
Talend Open Studio for Data Integration でのジョブ作成方法Talend Open Studio for Data Integration で Oracle 接続が失敗あるいは遅い
今回は有志の手によって作成された無料部品を導入する方法を紹介します。この手順は 2017/09/13 時点で最新版の Talend Open Studio for Data Integration 6.4.1 にて動作確認をしています。
まず Talend Open Studio for Data Integration を起動したら、"Exchange" ボタンをクリックしましょう。下記画像の赤丸部分です。
すると次のような画面が表示されますので、必要事項を入力して「アカウント新規作成」ボタンを押します。既に登録済みの場合には「マイアカウントで接続」ボタンを押します。
既にアカウント登録済みの場合には「マイアカウントで接続」ボタンを押すと次のような画面が表示されますのでユーザー名とパスワードを入力して「マイアカウントで接続」ボタンを押します。
その後次のような画面が表示され、Talend Exchange というサイトにアクセスして拡張機能情報を取得してくれます。完了するまでこのまま暫く待ちましょう。
しばらくすると次のような画面が表示されますので、ここで様々な拡張機能を見てみて下さい。それぞれの拡張機能の詳細は各拡張機能の右側の「view/download」リンクを押すことで確認できます。
例えば tHTMLInput というインターネット上の HTML ファイルを入力データとして Talend 内で扱える拡張機能の詳細を見てみます。
説明を読んで用途に合う拡張機能であれば、そのまま右側に表示されている「Install」ボタンを押します。すると拡張機能のダウンロード画面に遷移します。
拡張機能のダウンロードが成功すると次のような画面が表示されます。
「OK」ボタンを押すとダウンロードした拡張機能のインストールが開始されます。
インストールが完了すると次のように既にインストール済みの拡張機能が表示されます。
それでは実際にインストールした tHTMLInput 拡張機能が存在するか確認してみましょう。Palatte 画面の検索欄に html と入力(大文字小文字関係なく検索してくれます)してみると、下記画像のように確かにインストールした拡張機能が見えますね。
あとは実際にジョブを作成して上記 tHTMLInput をドラッグ&ドロップで利用していくだけですね。このように非常にかんたんに拡張機能を導入することが出来ます。
なお拡張機能を探す方法はウェブ上でも可能ですので、下記 URL にアクセスしてみましょう。
https://exchange.talend.com/すると以下のような画面が表示され、最近アップデートされた拡張機能や人気の機能、評価の高い拡張機能が分類表示されます。
この拡張機能が欲しいけど用意されてない!という場合には Talend Exchange で探してみましょう。