Sublime Text で入力した情報を自動的にウェブブラウザにも入力する方法
ウェブブラウザでアンケート等の長文を入力することが多いかと思いますが、途中でブラウザが落ちてしまったり、タイムアウトになったりして入力した情報が全て無くなってしまった経験があるかと思います。そうなると再度最初から入力し直さなければならなくなり、とても時間の無駄であるとともにガッカリしてしまいますね・・・。そのような問題を回避するために、本記事では Chrome 拡張機能と Sublime Text パッケージを組み合わせて入力した情報が無くならないようにし、さらに文章を入力しやすい Sublime Text を使ってブラウザに自動的に入力できるようにする方法を紹介します。
まず最初に Chrome 拡張機能である "GhostText" をインストールし、その後 Sublime Text のパッケージをインストールしていきましょう。
Chrome で GhostText 拡張機能をインストールする
まず最初に Chrome 拡張機能をインストールします。以下のリンクをクリックして GhostText 拡張機能をインストールしましょう。GhostText 拡張機能 (Chrome)
リンク先に飛ぶと以下のような画面になりますので、"Chrome に追加" というボタンをクリックして拡張機能をインストールします。
GhostText 拡張機能がインストールされると、以下のようなアイコンが Chrome ブラウザの上部に表示されます。
以上で Chrome 拡張機能 GhostText のインストールは完了です。
Sublime Text で GhostText パッケージを導入する
早速 GhostText パッケージをインストールしていきましょう。Sublime Text 3 で "Control + Shift + P" キーを押してパッケージコントロールを開きます。そして入力欄に "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択します。次の画面の入力欄で "ghosttext" と入力すると "GhostText" というパッケージ名が表示されますので、これを選択(マウスで左クリックまたは Enter キーを押す)してパッケージをインストールします。手順をまとめると次のようになります。
1. "Control + Shift + P" キーを押す
2. "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択
3. "ghosttext" と入力して "GhostText" を選択
GhostText パッケージを使ってみる
それでは早速インストールした GhostText パッケージを使ってみましょう。ここではタイ国際航空の「お荷物の破損 ご意見&ご要望」のページを使って実際にどのように GhostText を利用するかご説明します。Sublime Text は起動したままにしてください。タイ国際航空の「お荷物の破損 ご意見&ご要望」ページ
ページにアクセスしたら、お問い合わせ内容は「ご意見&ご要望」にし、ご利用空港は「成田空港」を選択して「お問合せフォームへ」ボタンをクリックします。
すると次のような画面に遷移しますので、下図の赤枠内に実際に文章を入力してみましょう。
上記画面の赤枠内「ご意見&ご要望」の入力欄をマウスでクリックして、ご意見&ご要望を入力できる状態にします。そして Chrome ブラウザの下図のゴーストマーク(赤枠内)をクリックします。
すると入力欄が以下のように青色の枠で囲まれます。これだけで Chrome ブラウザ内の入力欄と Sublime Text エディタが連動するようになります。
この状態で、Chrome ブラウザで入力した情報が自動的に Sublime Text エディタにも自動的に入力され、逆に Sublime Text エディタで入力した情報が Chrome ブラウザ側にも自動的に入力されるようになります。つまり双方向で文章を入力できるようになります。実際のデモ映像を以下で御覧ください。
入力し終えたら、以下の画像のように Chrome 拡張機能の GhostText をクリックして無効化すると、Chrome ブラウザと Sublime Text パッケージの連動が解除されます(下図の赤枠内)。これにより入力欄の青枠が消えて連動していないことがわかります。