Sublime Text 3 で英語の文法チェックをしよう!
ここ最近は英語で海外とやりとりしたり、英語でチャットやメールをしたりする必要性が徐々に高まっています。英語でのコミュニケーションが必要な分、出来るだけ文法間違いは避けたいものです。インターネット上の辞書や翻訳ツールを使うと大変便利ですが、テキストエディタで文法チェックを手軽に行えると英文チェックの効率が上がります。本記事では Sublime Text 3 テキストエディタで書いた英文の文法チェックを簡単に行える方法を紹介します。Sublime Text 3 に文法チェック用のパッケージをインストールする
Sublime Text 3 で英文をチェックするには Sublime Text 3 の LanguageTool というパッケージを導入します。Sublime Text 3 で "Control + Shift + P" キーを押してパッケージコントロールを開きます。そして入力欄に "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択します。次の画面の入力欄で "LanguageTool" と入力すると "LanguageTool" というパッケージ名が表示されますので、これを選択(マウスで左クリックまたは Enter キーを押す)してパッケージをインストールします。
手順をまとめると次のようになります。
1. "Control + Shift + P" キーを押す
2. "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択
3. "LanguageTool" と入力して "LanguageTool" を選択
これで "LanguageTool" パッケージのインストールは完了です。下の動画は LanguageTool をインストールする様子です。
早速英文をチェックしてみましょう
ここでは次のような間違った英文を使って英文をチェックしてみましょう。Hey, Matt. I just found a system error on our web site.この文章をコピーして Sublime Text 3 に貼り付けて下さい。下記画像のようになりますね。
Linda was supposed to fix the problem yesterday, but it sound like she didn't fix it.
Can you please look into it and fix the error if possiblely? I guess it should be easy to fix.
それではこの状態で「Control + Shift + c」キーを押して下さい。するとすぐに文法チェックが行われて結果が表示されます。
先の英文では "web site" と敢えて間違えて書いた英文が間違ってるよ、本当は "website" って書きたかったのでは?と提案してくれています。早速 "web site" の間の空白を削除して "website" に直して再度「Control + Shift + c」キーを押して下さい。
すると今度は "sound" が間違っていて、もしかして "sounds" の間違いじゃない?と指摘してくれています。指摘の通りに "sound" を "sounds" に直しましょう。そして再度「Control + Shift + c」キーを押して下さい。
すると今度は "possiblely" という単語のスペルが間違ってるよ!と指摘して、さらに "Suggestion(s)" 部分にいくつか単語を提案してくれています。これは "possible" ですので "possiblely" を "possible" に修正します。そして再度「Control + Shift + c」キーを押して下さい。
上記画像のようになっていれば文法やスペル間違いはありません。上記画像の赤枠で囲んだ部分には "no language problems were found :-)" と表示されており、言語の間違いは見つからなかったと報告してくれています。