Sublime Text 3 で CSV ファイルを見やすく表示する方法 (rainbow_csv)

Sublime Text 3 で CSV ファイルを見やすく表示する方法

Sublime Text 3 で CSV ファイルを見やすくする

CSV ファイルを EXCEL で開かずに Sublime Text 3 で開くと、下図のように表示されます。しかしこのままではどの値がどの列の値なのか非常にわかりにくいですね。
このようなとても見にくい CSV データを見やすくなるように、Sublime Text 3 のパッケージを導入しましょう。


サンプル CSV ファイルを入手する

まず始めにサンプル CSV ファイルを下記ウェブサイトから入手しましょう。
http://eforexcel.com/wp/downloads-18-sample-csv-files-data-sets-for-testing-sales/

上記リンクからサイトにアクセスして少し下にスクロールすると以下のような部分がありますので、"100 Sales Records" をクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは ZIP ファイルですので解凍しましょう。解凍すると 100 Sales Records.csv というファイルがあることを確認して下さい。
それでは Sublime Text 3 を起動して、次の動画のようにファイルをドラッグ&ドロップして CSV ファイルを Sublime Text 3 で開いてみます。
しかし開いたファイルは次の図のようにとても見にくくて、どの値がどの列の値なのか全く分かりませんね・・・。そんな状況を解決してみましょう。

rainbow_csv パッケージを導入する

Sublime Text 3 で開いていた CSV ファイルを一旦閉じてしまいましょう。

そして Sublime Text 3 で "Control + Shift + P" キーを押してパッケージコントロールを開きます。そして入力欄に "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択します。次の画面の入力欄で "rainbow_" と入力すると "rainbow_csv" というパッケージ名が表示されますので、これを選択(マウスで左クリックまたは Enter キーを押す)してパッケージをインストールします。

手順をまとめると次のようになります。

1. "Control + Shift + P" キーを押す
2. "install" と入力して "Package Control: Install Package" を選択
3. "rainbow_" と入力して "rainbow_csv" を選択

これで "rainbow_csv" パッケージのインストールは完了です。

CSV ファイルを開いてみましょう

それでは再度 Sublime Text 3 で先程の CSV ファイルを開いてみましょう。以下の動画のようにファイルをドラッグ&ドロップしてみます。すると次のようにとてもカラフルに CSV ファイルが色付けされています。まさに虹色のようなので Rainbow という名前が付けられたのでしょう。
同じ列の値は同じ色に色付けされていますので非常に分かりやすいですね。

しかし rainbow_csv は単に色を付けてくれるだけではなく、値の上にマウスカーソルを合わせることで、どの列の値かをちゃんと教えてくれます。次の動画を見てみて下さい。
このように色付けされている上に、マウスカーソルを合わせると値が何列目(Col#)の何という列名なのかヒントを表示してくれます。

またカラフルかつ列名が表示されますので、編集時に列を間違えることもありません。ぜひ活用して頂きたいパッケージです。

さらに CSV を柔軟に操作できる方法については「Sublime Text 3 で CSV ファイルに対して SQL ライクな処理を実行する方法」で説明しています。